最近、WEBライターの需要が高まってきているらしいですね。
日本版BuzzFeedができたり、人気WEBメディアはどんどんPVを伸ばしていたりWEBメディア業界はなかなか好調の様子。
好調になればなるほど、必要になってくるのが”優秀なWEBライター”。たくさん読んでもらえる記事を執筆できる人が重宝されることになります。
たくさん読んでもらえる記事をかけるのはどんな人なのか。
読者から求められているのは、一体どんな「書き手」なのか。
昨日ブロフェス2015で学んできたことを踏まえて、今日はこのテーマで書き綴っていきたいと思います。
今、求められているのはコラムニスト?
最近、隠居系男子の鳥井さんがツイートしていた内容。
ライターになりたいのか?コラムニストになりたいのか?ウェブで文章を書きたいって言ってる人は、みんなここが曖昧。ただ、肌感覚だけど「ウェブライターになりたい!」って息巻いている人の9割は、本当はウェブコラムニストになりたい人だとは思う。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) October 10, 2015
この内容については、鳥井さんがコラムニストのファーレンハイトさんや、紫原明子さんと共に登壇された第3セッションでも話されていました。
コラムニストはウェブメディアに新しい風を吹き込んでくれる人々。 #ブロフェス2015 の補足。
鳥井さんのブログの抜粋です。
常に変化し続けていくことが求められているウェブメディアにとって、しっかりと自身のファンを持っていて、媒体の色に合わせて自身の強みを活かしながらコラムを書ける人というのは、非常に重要な存在となってきており、これからのウェブメディア(ウェブマガジン)業界では引っ張りダコの存在になっていくでしょう。
媒体側が何か明確な答えを持っていて、それを実現するために発注するのではなく、新しい何かを求めて「媒体とコラムニストやエッセイストがコラボしている感覚」と言えばわかりやすいでしょうか。
これからはただ単に上手い文章や面白い文章を書ける人よりも、自分の考えを発信できる人のほうがWEBメディアで大切になってくるのではないかというお話でした。
煽るのが抜群に上手いイケダハヤトさんもこんなブログ記事を更新しています。
「ウェブライターを目指しています」「え?それ、つまんない仕事ですよ」
(相変わらず、すごい煽ってる)
でも、ブログ記事の内容はすごく納得させられるものでした。少し長くなりますが、抜粋です。
ライター業というのは、一般的には「具体的な依頼」がベースにあるんですよ。「書き起こしをして編集してください」「取材をしてください」など。で、そのライティングの対価として原稿料をもらうわけです。
重要なことですが、多くの場合、ライティングには「個性」は求められません。ライター業というのは、原則的に「黒子」なのです。「コラムニスト」には、いうまでもなく「個性」が求められます。クライアントの要望というものは得てしてざっくりしており「こんな感じの主張、コラムを書いてほしい」というレベルです。何を書くかよりも、誰が書くかの方が重要なわけですね。
ぼくは明らかにコラムニストタイプの書き手で、ライティングのような黒子仕事は滅多にしません。取材をするときも、ぼくの個性を出して記事を制作するスタイルを取っております。ぼくの個性を出さない記事であれば、他の人に書いてもらえばいいわけですから。
あくまでぼくの主観ですが、ライティングワークは「つまらない」ものです。
鳥井さんとイケダさん、アプローチの仕方は違いますが、WEB業界の見識者たちが「個性を発信できる人がこれから引っ張りだこになる」と言っているです。
自分の強みを理解して、その色を出したコンテンツを発信できる人が求められるようになる。
確かに説得力がある内容だし、これからコラムニストとして活躍していく人が激増していくのかもしれません。
僕も他人のブログ読んでて圧倒的に面白いと思うのは、「その人の個性が出ているブログ」ですもん。
それでも僕はライターになりたい:D
じゃあ、これからはコラムニストがこれからドンドン売れて、ライターは廃れていくのか。
鳥井さんが言うようにイケダさんが言うようにライターはつまらない仕事なのか。
決してそんなことは無いと思うんです。
もちろんコラムニストはとても魅力的だと思いますし、自分の考えを様々は媒体で発信するなんてステキすぎます。
しかし、ライターも捨てたもんじゃないな、とも確信しています。
まだまだ、僕なんて一記事0円から~2000円で書いているひよっこライターですけど、面白い表現が文章として書けただけでワクワクします。
書き上げた記事が、媒体に載せられた時の達成感も、なかなか他では感じられません。
ブロフェスの第1セッションで朽木さんが
「元手無し、頭の中だけの内容でお金が稼げる。こんなに夢のある仕事はないと思う。」と仰っていましたが、まったくその通りですよ。
なにより他人が自信を持っているサービスや商品と読者を繋げられるライターって仕事はホントに面白い仕事ですよ:D
だから僕は、自分の考えを媒体で発信するコラムニストよりも、読者に新しい発見を促せれるライターになりたいと思うんです。
僕は文章もまだまだ下手っぴですが、いつかたくさんの人の価値観変えるきっかけを作る文章書いちゃいますよ。
あ、でもブログではガンガン自分の考え発信しますよ(笑)
でも、だからといって自分の考えを発信したくないわけでは無いんです。
僕も生活していて、思うところはたくさんありますし。その思った事はこのブログでドンドン発信できれば、と思っております。
ブロフェスの帰り、学生ブロガーのじんぺーやブロフェスで仲良くなったじゅんぺー、と話していましたが、やっぱり個性が出ているブログは面白いんです。ブログにファンがつくと強い。
だからwebメディアに自分の考えを出さない分、こっちのブログではガンガン個性出せていけたらいいなと思います。
体験系の記事やネタ系の記事は、ヨッピーさんやカツセマサヒコさんのような面白い文章を書いて、考え方の記事は鳥井さんのようにシンプルだけど人に刺さるブログ記事を書けたらなと。
最後に
まだまだ至らないところは多いですが頭をひねって、丁寧に書き綴って、反復して文章力をあげれたらいいな。
ブロフェス2015に行けてほんと良かった。
yosuke
私も何か書いてみたいと思ってしまいます。自分にしかない経験とかも発信できたら、それは嬉しいですし、素晴らしい事。ライター、コラムニスト、ブログ…チェックしないと…