久しぶりにレイトショーを観てきたのでそのレビュー。
ちなみに、一人でレイトショーを観るのは、去年の12月24日ぶり。
多分、僕、心が荒んでくるとレイトショーが観たくなるんだと思う。
デジモンアドベンチャーtri
今回僕が観てきた映画は、
「デジモンアドベンチャーtri」です。
引用:http://digimon-adventure.net/
僕世代の人だと、みんな一度は観たことあるデジモン。
電脳世界デジタルワールドに住んでいるデジタルな生き物「デジモン」と共に旅をする少年少女の成長を描いたハートフルなストーリーのアレです。
ピンチになるとやたら進化するアレです。
そして、僕たちが昔観ていた「デシモンアドベンチャー」の主人公達の成長した姿を描いたものが「デシタモンアドベンチャーtri」なんですよ!
成長した姿を、6章にわけて描いていくようです。
そして、今回観たのがデシモンアドベンチャーtri第1章「再会」です。
「デシモンアドベンチャー」では、みんな小学生だったけど、「デシモンアドベンチャーtri」では、高校生や中学生。
「デジモン」を観て育った僕たち、93年世代。そのデジモンが完全新作ストーリーとなり、成長した太一達に会えるなんて、胸が熱くならないわけがありません。
観に行かなくちゃ!ってわけで、期待100%で観てきたわけです。
ちなみに、デジモンアドベンチャーが放映されていたのは、1999年〜2000年
当時小学生だった僕も、今や大学4年生。
時間経ったなぁ。。
デシモンアドベンチャーtriあらすじ
公式HPから抜粋してきましたよっと。
八神太一ら「選ばれし子どもたち」が
異世界・デジタルワールドへ渡ったあの夏の冒険から6年。
そして、八神ヒカリたちとベリアルヴァンデモンとの最後の戦いから
3年の月日が流れようとしていた。
そんなある日、突如としてお台場の街にクワガーモンが出現。
その暴走により街は破壊され、人々は大混乱に陥る。
クワガーモンを偶然見かけた太一は、その暴走を止めるために
単身その姿を追いかけるのだった。
しかし、クワガーモンと対峙するも、どうすることも出来ない太一。「だめだ…俺一人じゃ、なにもできない…」
咆哮とともにクワガーモンが太一に襲いかかったその瞬間、
デジヴァイスが大きな光を放ち始めた――
「太一、でっかくなったなーっ!」
懐かしいあの声とともに、物語は再び大きく動き始める。平穏な毎日が続くなか、いつの間にか閉じてしまったデジタルワールドへのゲート。
選ばれし子どもたちにもその原因は分からぬまま、時間だけが過ぎ去っていく――
ここに書かれているように、舞台は「デシモンアドベンチャー」の数年後の東京です。
作中で分かるのだけど、デシタルゲートが1年ほど前から開かなくなり、主人公やデジモンたちが簡単には会えなくなっていました。
そんな中、東京で起こる大規模な停電や電気機器の不調。
それがデジモンの仕業とはつゆしらず、普段通り生活をしている東京の人たちでしたが、東京に突如クワガーモンが出現し、状況が一変します。
クワガーモンが東京の街を壊す、壊す。
逃げまどう、東京の人々。高校生になった太一は、なんとかしようと、クワガーモンの前に立ちはだかるが、いかんせんなにもできない。
当たり前です。選ばれし子供達もデジモンがいなければ、ただの子供。
太一もアグモンがいなければ、ただサッカーが上手いだけの高校生です。
クワガーモン相手に何もできず、止めを刺されそうになった時、颯爽とアグモン登場!
、、、うーん、この。。
アグモンが進化してグレイモンになっても、全然敵わない、このクワガーモンやたら強い!ピンチだ!って思った時に、初代選ばれし子供&パートナーデジモン全員集合!(ジョー、ミミ以外)
、、、うーん、この。。。
クワガーモンを退けたら、何故かアメリカに住んでいるミミが東京へ!しばらく東京に住むことになったらしい。
、、、、うーん、この、
圧倒的ご都合主義感(笑)
まあ、映画だしね。
どのシーンも心熱くなるシーンであった。
こうして、主人公達とデジモンが再び再開したことにより、物語が加速していく。
triの感想と考察
ここからは、ガンガンネタバレしていきます。
まだ観てない人注意。
デジモンアドベンチャー02は無かった事になってる?
バンダイさん、この映画に気合い入れてるようで、めっちゃクオリティーの高い広告やPVをだしていました。
僕の周りの熱狂的なデジモンファンたちが、映画告知が更新されるたびに、twitterでリツイートしてくれていたので、ミーハーファン僕でも、かなり前から「デシモンアドベンチャーtri」の存在を知っていました。
PVを観て、僕にはある疑念がわきます。いや、デジモン世代なら全員わいたはず、、、
「デシモンアドベンチャー02」無かった事になってね?
デジモンアニメシリーズ第2の「デジモンアドベンチャー02」。世界観は、初代デジモンアドベンチャーと同じなので、今回の映画に出てきてもおかしくない。
なのに!!!
映画の広告やPVで、全くデジモン02の登場人物達が出てこない(笑)
だいすけ、ブイモン、けんちゃん、ワームモン、、誰一人でてこない。。
オイオイオイ。。。
そもそもデジモンアドベンチャー02の最終回で、世界中の子供にパートナーデジモンが出来たエンドだったから、今回の映画を作ろうとすると色々矛盾でちゃうよなあ。。
やっぱり、映画特有のご都合主義で「デジモン02」なかったことにされたかなぁ。と僕は広告やPVを観て恐怖しておりました。
ぶっちゃけ「初代デジモン」より「デジモン02」の方が好きな僕。
幼き頃、ジョグレス進化するたびに歓声をあげ、ブラックウォーグレイモンの件では、眼に涙をためこみました。
その02がなかったことにされるのはやだなぁ。
それを確かめるためにも映画館に向かったわけです。
安心してください、
02なかったことにされていませんよ。
映画冒頭で、今回の黒幕?アルファモンに02の登場人物たちが襲われているような描写がしっかりされておりました!!!
タケルとヒカリのデジヴァイスも02仕様だったし。
よかった、僕たちの02はなかったことにはされなかったんだ。
ストーリー的にパラレルにされてるところはあるみたいだけど、第2章以降で、登場する場面があるのかな?
ぜひ、登場してほしい。
登場人物たちの成長
今回の映画では、アニメ時代では無鉄砲だった太一が思慮深くなっていたり、光士郎が恋愛していたりと、登場人物たちの成長が伺えました。
デジモンで大切なテーマの一つ、「成長」が今回の映画で取り上げられていたと思います。
登場人物たちの成長具合をざっくり紹介すると、こんな感じ
太一
高校2年になった太一は、デジモン達に再会をして嬉しそうにしながらも、どこか自分たちがこのまま戦っていいのか疑問を抱いている様子。進路についても悩んだり、何かと考えいるシーンが目立ちました。
大人になったなぁ、太一。
ヤマト
ヤマトは、バンドを楽しくやっている模様。音楽性の違いとか言ってました。自分たちがやらなきゃと、責任感を感じる発言も。
大人になったなぁ、ヤマト。
空
空も女子高生。太一からサッカーの試合を誘われ、ヤマトからライブを誘われ、何かとモテているみたい。ちなみにデジモン女性登場人物では、空が一番好きです。
大人になったなぁ、空。
光子郎
スペックが一番すごかったのが、光子郎。高校生ながら、アメリカの知り合いたちと起業しておりました。自分のオフィス持ち。どんだけ。ミミのことが気になっているようで、オシャレに気遣う一面も。
大人になったなぁ、光子郎。
ミミ
アメリカから急遽(映画のために)きてくれたミミ。マイペースなところはそのまま。今回の映画では活躍するところはあまりなかったので第2章以降に期待。
大人になったなぁ、ミミ。
丈
最年長キャラ、丈さん。毎回映画の時は受験シーズンな可哀想な人。今回も大学受験の真っ最中。ゴマモンとの出会いに喜びながらも、デジモンとの戦いとは一線を置いている感じ。ゴマモンが可愛い。
大人になったなぁ、丈。
タケル
チャラい。圧倒的にチャラい。
ヒカリ
可愛い。
第2章は?
こうしてたくさんの伏線を残して、第1章は終了しました。(ほとんど紹介してない)
気になった方は、ぜひ劇場へ
第2章「覚悟」は2016年3月公開予定。
なんだかんだ第2章も観に行っちゃうんだろう。
嗚呼、やっぱり僕たちデジモン世代。
最後に
レイトショーレイトショーで観たのに、席はほぼ満席。ここからもデジモン人気を伺うことができた。
客層しては、意外なほどカップルがいた。
レイトショー見たら、終電ねぇだろ。
「そうか。君らカップルもデジモンを観終わったら、夜な夜なジョグレス進化するんだね。」
なんて考えてしまう僕も
大人になったなぁ。
第2章のレビューはこちら
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