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【超絶面白い!!】青春バスケマンガ「あひるの空」3つの魅力

      2016/05/26

     あひるの空

青春バスケマンガ「あひるの空」

皆さんは、あひるの空というバスケマンガを知っているでしょうか?週間少年マガジンで、連載中の人気漫画です。バスケを通して成長していく主人公たちを描いたマンガす。僕の一番お気に入りのマンガでもあります。今回は、あひるの空の魅力に迫ってみます。

あらすじ

あひるの空の主人公は、車谷 空というバスケ好きの男子高校生。空は、体が弱い母との約束を果たすために、転校した神奈川の九頭竜高校でインターハイを目指す。しかし、転校した九頭竜高校のバスケ部はヤンキーの巣窟。とてもバスケのできる環境ではなかった。それでもバスケがしたい空は、熱心にバスケの練習を続ける。次第に、空のバスケへの情熱に惹かれはじめヤンキー達は、バスケに興味を持ち始める。徐々にバスケの練習をし始めた九頭竜バスケ部。しかしながら、空にはインターハイまでに最大の壁があった。

空の身長は、149cm。とてもではないが、高校バスケが通用する身長ではない。だが、空は「3Pシュート」という自分の武器を信じて、ヤンキー達とインターハイに挑戦する。

「小さい選手は活躍できない。」

バスケの定説と歴史を覆すために、149cmの3Pシューター車谷空の挑戦が始まる。

 あひるの空は、インターハイに憧れる高校生達の挫折と挑戦の物語。

以上が、あらすじです。

バスケ経験のない私でも、のめり込める「あひるの空」。学生時代に部活動経験がある人ならば、必ず共感できる部分があるハズ。興味を持った方は、是非読んでみてください。

あひるの空の3つの魅力

ここからは、僕が考えるあひるの空の魅力を紹介します。多少ネタバレ要素があるので、あひるの空を予備知識無しで読みたい方は、読み飛ばしてください。

1.主人公がコンプレックスを抱えている。

主人公の空は、身長149cm。バスケ選手にとって最大のネックである「身長の低さ」というコンプレックスを抱えている。しかし、空は身長の低さを理由に大好きなバスケを諦めない。自分の武器である「3Pシュート」を磨き上げ、身長の大きい選手たちに立ち向かっていく。最初は、身長の低さから周りからバカにされる空だが、自分の実力で周りを見返していく。

僕はこの姿勢が好きです。他の部分で劣っていても、自分の得意分野を鍛え上げる。いわゆる「プロフェッショナル」な姿勢。例え、コンプレックスがあったとしても1つ得意なことができれば人間はそれで勝負できます。それはスポーツだけではないと思います。スポーツだって、勉強だって、仕事だって、人生だって、プロフェッショナルな人が強い。

僕自身、器用な人間ではないから、空の姿勢に感情移入しやすいのだろう。身長の低い空が周りを見返していくのは痛快だし、考えさせられることが多いです。

2.負けてる描写をしっかり描く。

あひるの空は、スポーツ漫画としては珍しく、主人公チームが「勝てない」スポーツ漫画。主人公のチームが「勝てない」のだ。びっくりするぐらい「勝てない」

現在40巻目で、ストーリーとしては1年が経過している。だが、空のいる九頭竜高バスケ部が公式戦で勝てたのは3、4回ほど。勝利した数より、負けた数のほうが多いんです。

スポーツ漫画の王道は、「主人公チームが練習を重ね、強くなる。そして大会を勝ち上がり、強敵とぶつかるが、僅差で勝つ。次なる強敵に勝つためさらに練習をする。」だろう。

しかし、あひるの空は、「主人公チームが練習を重ね、強くなる。そして、大会に出て、強敵に僅差で負ける。悔しさを胸に練習するが上手くいかない。それでも、練習をする」なのだ。

あひる空は、「勝った喜び」より、「負けてからの行動」を描くことが多いです。これは、勝つことがある意味、前提になっているスポーツ漫画の中で、かなり異質なことではないんでしょうか?

作者の日向武史さんは、「スポーツをやる中での挫折」をテーマにあひるの空を描いてるではないのかと、僕は考えています。

スポーツにおいて「勝者」という概念がある以上、必ず「敗者」がいる。スラムダンクで、湘北高校がインターハイに行くまでに、何校もの「敗者」が出た。その「敗者」にも大会までのストーリーがあったはず。

「敗者」にスポットを当てた漫画があひるの空なのかもしれません。

スポーツでの挫折はつきもの。敗北、実力、チームのいざこざ。それらがしっかり描かれれるからこそ、空のチームが勝つと本当に嬉しい。普通に泣きます。BOOKOFFで立ち読みしてても泣きます。勝つまでのサクセスストーリーより、負けてから這い上がるストーリーのほうが僕は好きです。

3.日常が描かれている。

このポイントは完全に僕の好みの話なのだが、あひるの空では、バスケ以外の生活もしっかり描かれている。登場人物たちが、ご飯を食べたり、お風呂に入ったり、お正月を楽しんだり、旅行をしたり、恋愛したりしている。

バスケ漫画だから、もちろんバスケの話が中心になるのは、当たり前なのだが、バスケ以外の話を読むと、「あひるの空という世界で、登場人物たちはしっかり生きている。」というのがわかるから、日常がしっかり描かれている漫画は好き。

おわりに

「あひるの空のセリフはポエムくさい。」

一部のネットでは、そういわれている。確かに、ポエムくさいセリフはいくつもある。僕も、たまにそう思う。それでも、登場人物の一人である、トビのポエムくさいセリフが、一時期、悩んでた僕を助けてくれました。

「チームに(自分が)必要かどうかは自分で決める」(トビ23巻)

そこのチームや組織に自分がいていいのか、自分が必要かどうかは、往々として周りが決めることが多い。自分という価値は周りが決めるのだ。自分がそこにいたいと願っても、周りに必要とされなければ、いることはできない。それでも、そこの環境に自分がいたいなら、自分が、どうやってチームに貢献するかを考えるしかないのだ。

自分の価値は周りが決める。でも、最終的には自分で決めるしかない。

あひるの空のポエムくさいセリフや登場人物たちの生き様は、僕にとってとても大切なもの。いまの私がある要因のひとつは「あひるの空」だ。だから、あひるの空は僕にとって1番お気に入りの漫画。

yosuke

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